~前回のあらすじ~
反響客からのメールに対応する文面を作ってみた前田。講師の石井がそれを受けて、お手本文例を作ってみることに。

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”author.png” name=”営業メール講師・石井秀幸”]既に商談に入っているお客様に送るメールって本当は、それまでの商談の経緯とか、お客様から来ていたメールの内容をしっかり把握した上で、それらを全部踏まえて作る必要があるんです。

けれど今回は、「内見済みのお客様から、物件についてこれらの質問が来ていた」という情報しかないですから、それだけの情報を元に作ってみますね。

本番では、いま言ったようなことを全てきちんと踏まえて、作るようにしてくださいね。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”maeda.png” name=”のほほんハウス・前田”]長い前置きはいいから、早く![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”author.png” name=”営業メール講師・石井秀幸”]急かすなあ。大事なこと言ってるのに…
はい。では、僕ならこう書きます![/speech_bubble]

 

件名: ●●様、「江東区中山2丁目戸建」についてご質問ありがとうございます。

●●様

こんにちは。のほほんハウスの前田です。
ご質問、誠にありがとうございました。

ご質問の内容に、お答えいたします。

1)
自転車は、道路から見て玄関の右側に2台、置いていただけます。
(北側道路沿いのお宅は、皆さん同様に置いていらっしゃいます)

念のため売主様に確認しましたところ、これまで盗難に遭ったり、
ご近所の邪魔になったりしたことはないとのことでした。

2)
中央のお宅は小6と4歳のお子様がいらっしゃって、家の前で遊んで
いることもあるそうです。
北側道路沿いは、その他にも小さなお子様がいらっしゃるお宅があり、
並びのお宅は皆さん子ども好きで、一緒に遊んで上げることも
多いそうです。

売主様のお子様も、小さな頃には家の前で遊んでいましたが、今まで
何か言われたりしたことはないとのことです。

3)
1~3階の各階に電話のジャックがあり、売主様はそちらから
インターネットを利用なさっていました。
ADSLですので、光回線になさる場合は工事が必要です。
光回線をご希望の場合、よろしければ私の方で、業者などを手配
させていただきます。

4)
交通量の多い表通りを通らずに、◆◆小学校へ行く道がございます。
(「通学路」の標識もあります)
住宅街の中を抜けて行き、約15分です。
ルートを記した地図を作りましたので、添付にてお送りいたします。

なお、低学年の場合は、保護者が表通りのガソリンスタンドの
信号付近まで送って行き、その先は先生と集団登校するそうです。
ガソリンスタンドの先からでしたら、両側ともガードレールがあり、
きちんとした歩道になっております。こちらですと、約11分です。

以上となります。他にもご不明点等がございましたら、
なんなりとお知らせください。

特に通学路に関しては、お子様の安全に関係してくることで
ございますので、実際に道を歩いてみながらご確認になるのが、
よいかと思います。
よろしければ今週末の、次の日時などにお迎えに上がることでは
いかがですか?
 ●日(土)●時
 ●日(日)●時
 ●日(日)●時
この他にもご都合よろしい日時がございましたら、もちろん、
お知らせください。

当店の車で、近隣のスーパーや病院などもご案内いたします。
前回は物件そのものだけをご覧いただきましたので、今度は
通学路を含め、周辺環境をぜひご確認ください。

●●様の理想のお住まい探しのお役に立てるよう、努力して
まいります。
今週末のご都合につき、●●様からのご連絡、心よりお待ちして
います。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
のほほんハウス株式会社
ハウスアドバイザー 前田海砂(まえだみさ)
maeda@nohohon-house.co.jp
Tel: 00-3467-2299
Fax: 00-3467-2290
〒199-5555
東京都早川区中央6-8-14
http://www.nohohon-house.co.jp/
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”maeda.png” name=”のほほんハウス・前田”]こ、これは…[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”author.png” name=”営業メール講師・石井秀幸”]どうですか?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”maeda.png” name=”のほほんハウス・前田”]前半はともかく、後ろの方が、私が作ったのと全然違う…[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”author.png” name=”営業メール講師・石井秀幸”]自分がお客様だと思って読んでみると、前田さんが作ったのと僕が作ったので、感じ方は違いますか?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”maeda.png” name=”のほほんハウス・前田”]違いますね。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”author.png” name=”営業メール講師・石井秀幸”]どう違うでしょう?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”maeda.png” name=”のほほんハウス・前田”]ええっと、先生が作ったものの方が、「もう一度、物件の見学に行こうかな」という気持ちになると思います。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”author.png” name=”営業メール講師・石井秀幸”]そう。そこが一番大きなところで、「営業メール」で大事なことなんです。
ではポイントポイントで、解説して行ってみましょうか?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”maeda.png” name=”のほほんハウス・前田”]ぜひ聴きたいです。よろしくお願いします![/speech_bubble]

 

~講師・石井が作った文例に込められた、「営業メール」の極意とは!? 次回につづく~

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